価格/Price ¥3,500,000
解説
江戸時代、菊岡派の頭領光行と弟光政の合作三所物の重要刀装具指定品。
菊岡光行は横谷一門、柳川直光の門人で菊岡派を樹立し、実弟に光政がいる。光行、光政の兄弟は江戸の有力金工であり、俳諧師としても著名な文化人で、共に祖父からの譲り名「占涼」を号とした。光行は寛延三年(1759年)生まれ、寛政十二年(1800年)になくなっている。赤銅魚子地に高彫の横谷式の彫法で獅子、動物、人物、鳥類などの図を表しているが、柳川家の薫陶を得て大成しているので、柳川風の獅子の作は最も得意とするところである。本作も赤銅魚子地、金紋、裏哺金工法で、笄の一匹獅子と小柄の二匹獅子を兄の光行が制作し、金無垢地、容彫工法で一匹獅子の目貫を弟の光政が制作した兄弟合作である。柳川風の作風を守りながらも菊岡風の精悍な獅子の見所を遺憾なく発揮した傑作である。







