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  • A053 寒山押形 新刀事典 並びに肥前刀大鑑所載品
  • 財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣  
  • 肥前国住武蔵大掾藤原忠広
    寛永十年八月吉日
    白鞘脇差
  • 1尺5寸5分半(47.1cm)
  • 江戸中期ー肥前国(佐賀県)
  • 5,200,000円
  •  江戸時代、栄華を誇った肥前刀一門の本家二代目、近江大掾忠広の重要刀剣に指定された脇差。初代忠吉の後を十九歳の若さで継いだ二代忠広は元禄六年八十一歳で没するまで、六十有余年に渡って作刀を続け、肥前刀中最も多くの作品を残している。
    本作は身幅が広く、大きく寸の延びた大柄な体配を呈しているが、二代忠広の平造りの脇差には殊に大振りなものがあり、これもその好例の一口である。地鉄、小板目が最もよくつんで、地沸が微塵についた鍛えに地景がよく入った同派の特色である「小糠肌」となり、刃文中直刃に小足、葉を交え、金筋・砂流しよく入るなど刃中の働きが豊富な傑作である。
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