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鑑定書
銘
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解説
A036
財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣
井上真改
拵付脇差
1尺6寸1分弱(48.8cm)
江戸中期ー摂津国(大阪府)
売約済
江戸中期、大阪の地で助広と双璧をなす新刀最上作、井上真改の脇差。
井上真改は初代和泉守国貞の次男で初めは父同様、和泉守国貞と銘し、万治四年頃に朝廷より菊紋を茎に切ることを許され、寛文十二年八月以降真改と改めた。彼の作風は小板目肌がつみ、地沸がよくつき、地景の入った鍛えに直刃調、浅くのたれた刃や小のたれに互の目を交えた刃などを焼くが、何れも匂いが深く、沸がよくつき、金筋・砂流し等がかかり、匂口冴える物で、沸出来の作品の美しさを最もよく表しており、同国の津田助広と共に後世の刀鍛冶に大きな影響を及ぼしている。
附の脇差拵は、黒鑞色塗鞘に金具は赤銅魚子地に獅子牡丹の図を表す優作で、誇らかに咲き盛る牡丹と勇壮な獅子の動的な表現を金と赤銅の巧みな高彫色絵技法で表した華麗な一作である。
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